プロポーズに指輪を渡そうとサプライズ!そしたら自分にもサプライズに!?

結婚のきっかけって、どんなタイミングでプロボーズするのか、色々なシチュエーションがあると思います。
サプライズ的な場合もあるし、長く付き合っていて、何となく入籍したということもあるでしょう。僕の場合は涙と笑いに包まれていたかもしれません。

 

彼女と、何となく知り合ったのは、友人の紹介だったのですが、交際してから結婚までに4年ほどの期間があました。2年ほどは近くに住んでいたのですが、それから僕が転勤となってしまいました。長距離恋愛というものですが、この時はまだ、彼女との結婚というところまでの話や意識がなかったかもしれません。

 

 

しかし、離れているとそんなにすぐには会えないものです。ましてや、彼女の仕事は看護師です。勤務の時間が不規則で、そんなにすぐには会えないのでした。2か月に一度会えればいい方でした。その頃から、僕の方が結婚の意識が高まってきたんです。

 

 

東京と仙台を行ったり来たりということだったんですが、仙台に転勤したその年のクリスマスにちょうど休みが取れて、彼女が仙台に来たのですが、その頃の仙台は光のページェントというイベント真っ盛り。街全体がな光のイルミネーションで彩られるのです。光の中でのプロポーズが一番だと思い、クリスマスプレゼントと決めのセリフを考えていました。

 

 

 

彼女が仙台に来て、食事も終えてからイルミネーションの舌まで、ゆっくりと歩いていきます。
ムードが高まった中で、プロポーズします、

 

「結婚しよ!」

 

「うん。」

 

とそこまでは最高のムードでした。

 

僕はポケットの中から指輪を出して、彼女の指にハメようとしたのですが、

 

「ない!」

 

さっきまでポケットにあったはずの指輪がなくなっていました。

 

大声で

 

「どこに落としたんだろ?」

 

と慌てていると周りの観光客の人達数人がそれに気づいて一緒に辺りを探してくれました。赤い小袋で包装していたのですが、既に暗闇の中では難しいかなと思っていたのですが、

 

「あった!あったよ!」

 

僕らと同じ年代のカップルが見つけてくれました。それで気分を整えて、彼女に指輪をハメたのです。
その時には周りの人達は僕がブロポーズすることか大騒ぎでわかってしまったので、このシーンをじっくりと見ていたのです。でも、その人達からは盛大な拍手。

 

「おめでとう。よかったね。」

 

そんな言葉をたくさんの人か送ってくれたのです。
涙と笑いのプロポーズて、今でも忘れることができません。