人生最大の思い出に残るイベント

19年前に四才年上の主人と結婚しました。私は26才でした。職場のお花見会に参加して、その職場の後輩の彼氏が主人を紹介してくれました。

 

最初は普通に話をしていましたが、お花見会が終わる頃には次の遊ぶ約束をしていました。お花見会が終わり一部の皆とゲームセンター行きました。

 

それから職種が同じ事から休みが一緒と言う事で遊ぶ約束をしていました。付き合うとかは話していないのに自然に付き合っていました。付き合い始めて一ヶ月が経ち相変わらず休みは一緒で、いつもと変わらぬ休みを一緒に過ごしていましたが車の中で話す事が多くて将来のお互いの夢を話し合っていました。

 

そんな時間が2ヶ月くらい続き、いつもと変わらぬ車の中で話をしていると主人から結婚しようか?と言われました。本当に地味で何も贈り物も無く素朴でした。私の返事は、いいよだったと思います。

 

主人は自分の家の跡取り息子でしたから、ついでに同居になるけど良いかな?と言われました。私は大丈夫と思うと返事を返しました。若い頃に思い描いていたプロポーズとはかなり違いましたが現実はこんなもんかな?と思ったのが素直な気持ちでした。

 

自分の思い描いていたプロポーズは何処か素敵なレストランで、ふいに婚約指輪を渡されて結婚しようか?か、二人が彼の部屋に居るときに婚約指輪を渡されて結婚しようでした。

 

現実とはかけ離れていて車の中でプロポーズだったか?みたいなプロポーズでしたが、いちよプロポーズだったのでしょう(笑)

 

それから一年後に結婚式を挙げましたが結婚式の中で、私達が出会うきっかけになった職場の後輩から質問コーナーみたいな場面があり、プロポーズの言葉を教えて下さいと言われて、ここで同じようにプロポーズして下さいと言われて、え〜っみたいになりましたが主人は僕と結婚して下さいと言われました。

 

私はハイッと言いました。

 

結婚式の中で友達や親や、親戚の前で公開プロポーズみたいでメチャメチャ恥ずかしかったですが、
なんかケジメみたいでスッキリしました。今も結婚式の時のビデオは恥ずかしくて見れません。

 

私の周りの方がプロポーズをされた内容を聞いたりしますが主人のお姉さんは、義兄からは一生幸せにしますだったみたいです。

 

やっぱり結婚式の時には主人と握手して幸せにしますと言ったみたいでした。決まり文句みたいと今では笑っていますが人のプロポーズの言葉を色々聞いてみるのも楽しいですね。テレビで見たプロポーズで印象に残っているプロポーズがありましたが大学のサークルで海に潜るダイビングのサークルの中でカップルがおられて彼女に内緒で彼がプロポーズすると言う企画を見た事があります。

 

 

彼女は何も知りません。サークル仲間と彼だけは知っていて皆で海に潜ります。潜って暫く経って海上に上がる前に彼女の手を引きプロポーズされました。海の中なので言葉は無いですが何か書いたものを見せていたと思います。婚約指輪は作った予備の指輪でした。彼女はかなりビックリしていて海の中でしたがビックリしてる様子が分かりました。

 

 

陸に上がり正式にプロポーズしましたが彼女は泣いていました。かなり感動していました。婚約指輪も用意してあり彼女の指にはめました。サークル仲間達から拍手喝采で本当に二人は幸せそうでした。

 

テレビの企画を使いプロポーズは思い出に残る素晴らしいプロポーズとなりました。人が幸せになるのを見るのは良いなーと素直に思いました。プロポーズの形は、どうあってもされた方には人生の最大の思い出に残るイベントになると思います。

 

私の二人の息子にもいつかプロポーズする日が来るとは思いますが彼女の心をしっかりつかめる地味でも豪華でも良いので、そんなプロポーズをして欲しいと思います。今は生活に終われて大変ですが、たまには昔の事を思い出して一人でニヤニヤ妄想するのも良いなーと思います。